スタッフブログ

2019年冬期特別オープンクラス開催しました

年の瀬迫る12月29日、世田谷二子玉川のバレエスタジオルルヴェでは、冬の特別オープンクラスを開講しました。

講師は樺澤真悠子先生。90分間のクラシックバレエレッスンを行い、その後はジュニア・アスリートフードマイスターの資格を有する真悠子先生が、『バレリーナの食事』を講義してくださいました。

バレリーナが積極的に摂るべき栄養素を、例を挙げながらわかりやすく説明。生徒たちはメモを取りながら真剣に聴いていましたが、時には笑い声が聞こえる、和やかな雰囲気で行われました。

その一部ご紹介致します。

舞台の時に摂ると良いパフォーマンスができる食品があります。しかも舞台3日前、本番3時間前、直前とでは摂取するものは全く違うものになるので、例に挙げていきます。

【舞台3日前から】

エネルギーを溜め込んでいくことが大切なので炭水化物を中心にした食事を摂ること。

前もってむしを作り調整していても、当日になって衣装が緩くなってしまった!という経験をされたことありませんか?

それはリハやゲネが続き、エネルギー不足の為に起きていることも多いので、その分を計算してしっかり補給しておくことが大切です。

【当日の食事】

脂質の多いものは消化に悪いので避けて消化の良い炭水化物を摂取しましょう。例えば、白米やバナナなどの果物、脂質の少ないパンなどがお勧めです。

そして本番三時間前までには食べ終えるようにしましょう。

【本番直前】

炭水化物でエネルギー補給を行います。

摂取量は負担のないよう少量にし、バナナ、ゼリーなどがお勧めです。

また、本番中は汗で失われる、ミネラルや水分補給をこまめにとることにも気をつけましょう。

以上、一例ではありますが、とても参考になる講座でした。より良い舞台にするには、日頃のレッスンのみならず、食生活にも気を配ることも大切ですね。